■SEPとは?
<活動の背景・きっかけ>
ソフトエネルギープロジェクトの発足のきっかけは、1992年にブラジルで開催された「地球サミット」及びその翌年に神奈川県が全国の自治体で最初に「ローカルアジェンダ」、「エネルギープラン」を、横浜市が「エネルギービジョン」を作成。
それぞれ市民・企業の参加と協力を呼びかけた事にはじまります。
「アジェンダ」や「プラン」では、神奈川県は人口800万を擁し、総エネルギー消費は全国第二位であり、スウェーデン国のエネルギー消費を超える事が書かれていました。
神奈川県が、1つの国に匹敵するエネルギー大消費地である事に非常に大きなショックを受けました。
また、神奈川県は全国でも珍しい電力の需給バランスが取れている自治体である事も書かれており、出来ればこの供給を減らす事が出来ないかとも考えました。
そこに暮らす市民として、自然エネルギー・省エネルギー推進し、供給を減らし地域の中からのCO2削減を実践する事をめざし、女性5名で会を発足しました。
そして、来年で20年を迎えます。
<活動の目的>
日本のエネルギー需給率はわずか4%です。
更に、2011年3月11日に起きた東日本大震災による原子力発電所の事故により、電力の発電源は火力発電所に頼るところが多く、更に二酸化炭素(CO2)の排出は増加し続け地球温暖化を増進させています。
また、横浜市の二酸化炭素(CO2)の排出は、企業部門より家庭部門からの排出が多いのが現状です。
この家庭部門からの二酸化炭素(C02)の削減に向けて、横浜市を中心として神奈川県内外に対し、自然エネルギー・省エネルギーに関する環境教育・普及啓発を推進し、二酸化炭素(CO2)の削減を図ることを目的とします。
二酸化炭素を世界で5番目に出している
日本の市民の責任として、アフリカ等への国際協力に力を入れます。
★活動開始時期 |
1993年4月(1999年9月NPO法人格取得) |
★主な活動地域 |
横浜市を中心とした神奈川県内外、アフリカ |
★組織形態 |
NPO法人 |
★会員 |
90名 |
■受賞歴等
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5月10日新エネ大賞受賞 |
・平成11年度 神奈川県地球環境賞を受賞
・平成11年度 横浜市環境保全活動賞受賞を受賞
・平成11年1月よりストップ温暖化ネットワーク(9団体が参加) の運営・ 事務局
・平成12年11月1日神奈川新聞社と神奈川新聞厚生文化事業団主催 第12回神奈川地域社会事業賞を受賞
・平成12年12月10日 環境庁地球温暖化防止活動大臣賞 受賞
・平成16年1月29日 第9回新エネ大賞受賞
・平成12年年3月 首長表彰(神奈川県知事・横浜市長・川崎市長)
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